ラマナアシュラムへの扉 アシュラム生活◇3話 若い頃(3

アシュラム生活◇3話 若い頃(3

一九一八年、兄のS.シャストリがヴィジャヤワダで弁護士の実習を始めたので、村の住居を引きはらい、私は兄と共にヴィジャヤワダへ移りました。

新しい場所では、クリシュナ川で沐浴をし、寺院へ行き、特別な日には断食をするといった、修行的な生活を始めました。

古い仕来たりにこだわる年配の人たちは、私の修行生活に批判的でした。夫に先立たれて、剃髪をしない人がすることではない、と言うのです。

私はそんな小言から解放されたいと強く願いました。



慣習に従うよう親戚から繰り返し要求された兄は、仕方なく剃髪のため、私を連れて※ティルパティへ向かいました。

ティルパティ寺院

ところが、マドラスまで着くと、近い身内に大きな不幸があったという知らせがあり、私たちはティルパティへは行かず、家へ戻ることになりました。

それは神のご意志なのだと思いました。兄たちは、未亡人の髪を剃る習慣にはいつも反対でした。思いがけない障害に阻まれ、親戚たちはとうとう諦めました。



古い仕来たりに囚われた親戚からの批判は絶えませんでしたが、私は気にしないようにしていました。

※ティルパティ(訳注:チェンナイから北西へ約180Kmの所にあるインドでは有名な聖地。ティルパティ寺院の境内には、剃髪する場所があり、髪を寺院に奉納する)



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amrita

Author:amrita
南インド聖山アルナーチャラ。麓には賢者ラマナ・マハリシのアシュラムがあります。

全ての生き物が区別されず、自由に賢者と会うことができました。アシュラムに定住する人もいれば、時折訪れるだけの人、手紙を書く人もいました。
聖者の広間に座り、賢者と来訪者の会話を聞くことができました。座っているだけで心安らぎ、満たされることもあります。

このサイトは、アシュラムへ通じ、広間の光景が再現されています。

サイト管理者は、ラマナアシュラム発行の本を20年弱翻訳してきました。
その翻訳を通じてラマナ・マハリシと交流を続けています。

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