ラマナアシュラムへの扉 アシュラム生活◇4話 若い頃(4

アシュラム生活◇4話 若い頃(4

大巡礼地、マンガラギリに遠い親戚のK.バランバという年配の女性がいました。彼女はそこで巡礼者に無料で食事を配給する宿を運営していました。
マンガラギリへ巡礼をしてそこで食事しない人はいないくらいだ、と言っても過言ではないでしょう。

用意した食事の量より訪問者の方が多い日が時々ありました。

十分に行き渡らないだろうと心配した調理人が給仕をためらうと、彼女は調理場に立って、神に祈るのです。

「父、ナラシンハよ!お力を!巡礼者へ十分行き渡るようお世話ください。」

ナラシンハ神

そう言うとココナッツの実を割りお香をたきながら、料理の周りをお参りの方法で三度回りました。

それから配り始めると、不思議なことに食事が不足することがなかったのです。バランバは、寄付金を集めて回るのに、毎年兄の家を訪ねてきました。

そんな時には、深い愛情をもって聖典バガヴァータムの話しをしてくれました。彼女も私と同じように、未亡人となっても髪を剃ることはなかったので、その生き方に大きく慰められたものでした。

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amrita

Author:amrita
南インド聖山アルナーチャラ。麓には賢者ラマナ・マハリシのアシュラムがあります。

全ての生き物が区別されず、自由に賢者と会うことができました。アシュラムに定住する人もいれば、時折訪れるだけの人、手紙を書く人もいました。
聖者の広間に座り、賢者と来訪者の会話を聞くことができました。座っているだけで心安らぎ、満たされることもあります。

このサイトは、アシュラムへ通じ、広間の光景が再現されています。

サイト管理者は、ラマナアシュラム発行の本を20年弱翻訳してきました。
その翻訳を通じてラマナ・マハリシと交流を続けています。

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