ラマナアシュラムへの扉 アシュラム生活◇9話 アシュラムへ

アシュラム生活◇9話 アシュラムへ

「アシュラムでの生活」著書紹介
古い知り合いの女性がティルパティにいたので、そこでお世話になりました。彼女の助けを借りて丘をあがり、ヴェンカテ神にダルシャンした後、いくつか他の聖地も訪れ、翌日に丘をおりました。
思いがけず、グルのダルシャンを受けるための準備ができました。
 南インドタミールナドゥ州
私が乗った列車は午後4時にカットパディ着の予定でしたが、それに乗るとティルヴァンナーマライに着くのが晩の8時半になります。
他にどうしようもなかったので、私はその便を待ってから乗りました。

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日が暮れると、女性はアシュラム内立ち入り禁止だと聞いていました。同じ車両にいた乗客に聞いてみましたが、確かに夜は立ち入り禁止とのことでした。
親戚の住所を知らず、ティルヴァンナーマライには知り合いが一人もいません。

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私は途方に暮れました。不安げな私を見て、同じ車両にいた二人の女性が声をかけてくれました。
「私たちはこれからティルヴァンナーマライにいる親戚の所へ行きます。あなたも一緒にそこで一晩過ごしてから次の日にアシュラムへ行くのはどうでしょう。」
私はその親切な申し出に感謝しました。

※ティルヴァンナマライは
アルナーチャラ山とアルナーチャラ神を祭る巡礼町です。
写真は、アルナーチャラ山を背景にアルナーチャラ寺院が鎮座しています。

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ティルヴァンナーマライに着いたのは夕方8時半でした。 
親切な女性は親戚の住所を私の御者に渡して立ち去りました。
御者は列車にいた女性が教えてくれた住所へ向かいました。私がそこへ着くと、さっきの女性たちがすぐに出てきて温かく迎え入れてくれました。

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そして家の主(あるじ)に私が困っていることを伝えました。私の荷物はその家の中に置かれました。女性たちは家の人と話すのに忙しくしていたので、私は井戸で足を洗い、水を飲むとそのまま玄関のベランダで立っていました。

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隣に住む女性が気配に気づいて出てきました。
その優しそうな女性は、テルグ語を話すというともあり、私は少し励まされました。しばらく話をしている内に親しくなり、ご主人がアシュラムで庶務作業をしていることを知りました。

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結局その日は女性と一緒にベランダで眠りました。
あくる朝、私は早く起きて水浴させてもらいました。私の荷物が馬車の中に置かれると、ご主人が出てきました。そして、スッバラクシュマンマというテルグ人の女性がアシュラムにいるので、私の面倒を見てくれるだろうと言ってくれました。
published by Ramanasramam
transrated by amrita
 

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Author:amrita
南インド聖山アルナーチャラ。麓には賢者ラマナ・マハリシのアシュラムがあります。

全ての生き物が区別されず、自由に賢者と会うことができました。アシュラムに定住する人もいれば、時折訪れるだけの人、手紙を書く人もいました。
聖者の広間に座り、賢者と来訪者の会話を聞くことができました。座っているだけで心安らぎ、満たされることもあります。

このサイトは、アシュラムへ通じ、広間の光景が再現されています。

サイト管理者は、ラマナアシュラム発行の本を20年弱翻訳してきました。
その翻訳を通じてラマナ・マハリシと交流を続けています。

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