ラマナアシュラムへの扉 アシュラム生活◇10話 マハリシにダルシャン

アシュラム生活◇10話 マハリシにダルシャン

このページでは、ラマナアシュラムに定住していた女性スリ・ナガンマの著書

 「アシュラムでの生活」を一部翻訳して紹介しています。

Ramanasramam発行 翻訳amrita

.

私の乗った馬車はアシュラムの門を通り抜け、敷地の中で止まりました。馬車を降りると、G.サンバシヴァ・ラオが歩いて来ました。


私は兄の名前と、ヴィジャヤワダからやって来たことを話し、二、三週間の滞在希望を申し出ました。

ラオ氏が、アシュラム総管理人に私のことを伝えると、滞在は快諾され、スッバラクシュマムマに荷物を含めて私の世話を任せました。


彼女は優しく声をかけ、コーヒーを渡してくれると、7時なのでバガヴァーンは既に朝食を済ませて丘へ散歩に行かれたのだと言いました。


戻りを待つ間に、バガヴァーン・ホールの外にいた私の従姉妹、スブマのところまで連れて行ってくれました。
従姉妹に事情を話し終える頃、バガヴァーンは丘から下りて来きて、ホールのソファに座られました。





私は、バガヴァーンに捧げる果物や花かごを持ち合わせていませんでした。目の前は真っ白でした。


ずいぶん前に、私はマナサ・サタカムの中でこんな内容の詩を書きました。
「覚者は、近寄り来る人々に富を期待しない。だから、帰依と奉仕で心の花を捧げ、彼の祝福を受けよう。」


それにはまず、真我を実現した霊的な指導者(グル)を見つけだす必要があります。
そうして初めて、心の不純物が洗い清められ、心の花が咲き、そうした純粋な花だけをグルへ捧げることができる。


それが私の意図であり決意だったので、捧げ物を持参していないことは特に気にしていませんでした。それでも、私はかなり緊張し、手ぶらでホールへ入りました。


そしてバガヴァーンの前でお辞儀をしただけで、女性用の席に頭を下げて座りました。





ホールは静寂と平安に満ちていました。
10分ほどして頭を上げると、バガヴァーンがしっかり私を見ていることがわかりました。





その慈悲深い眼差しが、不安な心を鎮めて下さったのですが、その強さに耐えきれず、ふいにまた頭を下げてしまいました。


その日の午後、私はその想いを詩に書きました。

彼を見ると、私を見ていた。
その輝き(テジャ)が強すぎて、
恥ずかしさでうつむいた

午前9時45分、バガヴァーンが出かけられたので、私たちもホールを離れました。スブマの部屋は、私が泊まるには狭すぎたので、アシュラムに住む女性たちの所に滞在するよう勧められました。




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amrita

Author:amrita
南インド聖山アルナーチャラ。麓には賢者ラマナ・マハリシのアシュラムがあります。

全ての生き物が区別されず、自由に賢者と会うことができました。アシュラムに定住する人もいれば、時折訪れるだけの人、手紙を書く人もいました。
聖者の広間に座り、賢者と来訪者の会話を聞くことができました。座っているだけで心安らぎ、満たされることもあります。

このサイトは、アシュラムへ通じ、広間の光景が再現されています。

サイト管理者は、ラマナアシュラム発行の本を20年弱翻訳してきました。
その翻訳を通じてラマナ・マハリシと交流を続けています。

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