ラマナアシュラムへの扉 アシュラム生活◇15話 ラマナの恩寵(1

アシュラム生活◇15話 ラマナの恩寵(1

このページでは、ラマナアシュラムに定住していた女性スリ・ナガンマの著書「アシュラムでの生活」を一部翻訳して紹介しています。

Ramanasramam発行 翻訳amrita

私が乗る予定の列車は、朝9時半にティルヴァンナーマライを出発します。

その頃にはバガヴァーンは朝食を終え、丘の散歩から戻ってホールで静かに座られていました。

彼の前にひれ伏した後、立ち去る許可を求めて待っていると、彼はゆるぎなく私を見つめられました。その眼差しはどんなに清々しいでしょう!

頭から足の先まで、全身が洗われ、穏やかになりました。

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12年もの間グルに憧れつづけ、やっと本当の師(サッドグル)を見つけたというのに、ここを離れるなんて!そんな想いを胸に、立ち尽くしていました。

・アシュラム中庭と背景に見えるアルナーチャラ

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出発の時間になり、外にいた御者が私に呼びかけたのですが、バガヴァーンに話すことさえ出来ず、ただ会釈しただけでした。

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胸中を察して、バガヴァーンもまた承認の印にうなづかれました。

溢れんばかりの涙を目にためながら、私はその場を後にしました。

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ホールから出ると、従姉妹のスッバムマとヴァラナシがいて、すぐに戻ってくるのだから心配はないと言って、私を励ましてくれました。

私は荷車に乗りました。

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amrita

Author:amrita
南インド聖山アルナーチャラ。麓には賢者ラマナ・マハリシのアシュラムがあります。

全ての生き物が区別されず、自由に賢者と会うことができました。アシュラムに定住する人もいれば、時折訪れるだけの人、手紙を書く人もいました。
聖者の広間に座り、賢者と来訪者の会話を聞くことができました。座っているだけで心安らぎ、満たされることもあります。

このサイトは、アシュラムへ通じ、広間の光景が再現されています。

サイト管理者は、ラマナアシュラム発行の本を20年弱翻訳してきました。
その翻訳を通じてラマナ・マハリシと交流を続けています。

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