ラマナアシュラムへの扉 アシュラム生活◇20話アムリタナーディ(1

アシュラム生活◇20話アムリタナーディ(1

(1第七章.アムリタナーディ
このページでは、ラマナアシュラムに定住していた女性スリ・ナガンマの著書「アシュラムでの生活」を一部翻訳して紹介しています。

Ramanasramam発行 翻訳amrita



(アムリタ:不老不死)
一九四二年のある日、学者がアムリタナ-ディについてバガヴァーンと討論を始めました。
バガヴァーンは質問に答え、アムリタナ-ディがどう機能するのか詳しく説明されました。
それを見た私は、アムリタナ-ディについて何も知らないことを残念に思いました。


私は興味をそそられ、バガヴァーンが牛舎から戻ってこられると、アムリタナ-ディについて尋ねてみました。私が話し終わらないうちに、唐突に言われました。「何故そんな事を気にするのか?」


私は静かに言いました。「この四日間、バガヴァーンはそれについて議論されています。それで、お尋ねして知らねばと思ったからです。」
「何と言うことだ!経典(シャーストラ)について質問があったので、適切な答えただけなのだ。何故そんなことに煩わされるのか?あなたは誰なのかと自分自身を調べれば、それで十分だ」


厳しい声でそう言われ、彼は立ち去られました。そう言われた私は驚いて、しばらくそこに立ちすくんでいました。
 

※ナーディ:生命力を結ぶ身体の72,000の神経)

.

二、三日後、ホールにあまり人がいなかった時、またアムリタナ-ディについての討論があり、バガヴァーンは言われました。

「それはただの概念なのだ。」そこで、私は尋ねました。「ではアムリタナ-ディについて述べられている事は、全てただの概念なのですか?」
「そうだ。それがただの概念でなくて他の何だろう?身体自体がただの概念だと言うのに、それも同じく概念ではないのか?」そういって、バガヴァーンは慈悲深く私を見られました。

その瞬間、私の中で引きずっていた疑問は全て取り除かれたのです。
 

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Author:amrita
南インド聖山アルナーチャラ。麓には賢者ラマナ・マハリシのアシュラムがあります。

全ての生き物が区別されず、自由に賢者と会うことができました。アシュラムに定住する人もいれば、時折訪れるだけの人、手紙を書く人もいました。
聖者の広間に座り、賢者と来訪者の会話を聞くことができました。座っているだけで心安らぎ、満たされることもあります。

このサイトは、アシュラムへ通じ、広間の光景が再現されています。

サイト管理者は、ラマナアシュラム発行の本を20年弱翻訳してきました。
その翻訳を通じてラマナ・マハリシと交流を続けています。

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