ラマナアシュラムへの扉 アシュラム生活◇30話 手紙を書く(2

アシュラム生活◇30話 手紙を書く(2

 このページでは、ラマナアシュラムに定住していた女性スリ・ナガンマの著書
「アシュラムでの生活」を一部翻訳して紹介しています。

Ramanasramam発行 翻訳amrita


この手紙がどれほど人の役に立つのかわからなかったので、公けにはしたくなかったのですが、思いがけないことが起こりました。
私が手紙を5、6通書き終えたころ、スカンダ・アシュラムへの小旅行が催され、それを三通の手紙にして書きました。
スカンダアシュラムへの小旅行の様子
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ある日の夕暮れ時、ベランダに座ってその手紙を修正していると、D.ムダリアールがやって来ました。
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私が手紙を読み上げると、非常に喜んでスカンダ・アシュラム物語を聞いていました。そして後日、彼は手紙のことをこっそりバガヴァーンに話したのです。
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その翌日、私がバガヴァーンのところへいくと、師が「ナガンマがスカンダ・アシュラムへの小旅行について話を書いていると聞いたのだが」と言われたので誰から聞かれたのか尋ねると、「ムダリアールだ。それはどこにあるかね?」と言われました。
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それ以上、手紙のことを隠すことができなかったので、私は手紙を全部清書して、夕方にアシュラムへ持参しました。
バガヴァーンはその手紙の内容を聞きたいと言われました。
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一通目の手紙で、私はこう書きました。
「バガヴァーンが何を持っているでしょう?彼の持物といえば歩行用の杖、水差し、腰布、それだけなのです。」
これを聞いて、バガヴァーンは楽しそうに言われました。
「おやおや、このタオルはどうした?すっかり忘れてるよ!」ホール中の人が笑いました。
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その後、私がタオルもバガヴァーンの持物として書き加えたことは、言うまでもありません。誰もが、その手紙はすばらしいと評価したので、翌日、友人が多くの人にもわかるように、それを英訳して詳しく解説しました。
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amrita

Author:amrita
南インド聖山アルナーチャラ。麓には賢者ラマナ・マハリシのアシュラムがあります。

全ての生き物が区別されず、自由に賢者と会うことができました。アシュラムに定住する人もいれば、時折訪れるだけの人、手紙を書く人もいました。
聖者の広間に座り、賢者と来訪者の会話を聞くことができました。座っているだけで心安らぎ、満たされることもあります。

このサイトは、アシュラムへ通じ、広間の光景が再現されています。

サイト管理者は、ラマナアシュラム発行の本を20年弱翻訳してきました。
その翻訳を通じてラマナ・マハリシと交流を続けています。

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