ラマナアシュラムへの扉 アシュラム生活◇38話 興味深い発展(5

アシュラム生活◇38話 興味深い発展(5

このページでは、ラマナアシュラムに定住していた女性スリ・ナガンマの著書「アシュラムでの生活」を一部翻訳して紹介しています。

Ramanasramam発行 翻訳amrita

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1947年1月雑誌ティアーギに神話についての書評が掲載され、最後の方に三つの詩がありました。

私はその意味を理解したくなり、同じものをテルグ語で書いてくれるよう、バガヴァーンに請いました。

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バガヴァーンは最初、気が進まない様子でこう言われました

「翻訳や文法に間違いがあれば修正すべきと言う人がいるだろう。どうして私が書く必要があるのか?」リシ(賢者)の書いたものは手直しすべきではないので、私はいかなる修正も認めないと言って師を説得しました。

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私は、テルグの知人にそれを見せました。すると、彼らは韻文の法則に従うには、少し修正が必要だといいましたが、私は同意しませんでした。

その代りに、高名な詩人のV.S.シャストリにその詩を送りました。

彼は断言しました。

「リシの言葉はヴェーダそのものです。変更したり、修正すべきではありません。韻文の法則を変えるか、新しい形式を組み直すべきです

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私はその手紙を知人に見せはしたのですが、彼らは満足せず、バガヴァーンの所へ行き

「伝統的な形式ではないので、修正が必要です」と言いました。

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バガヴァーンは「そうか、好きなようにしなさい」と言われました。

私が夕方にそこへ行くと、師は言われました「お聞き、あなたはテルグ語で書くよう、頼み、今度この人たちは、修正が必要だと言う。だから、私は書くのを断るのだ。」私はとても動揺しました。

どうすれば良いのかと尋ねました。

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私を試すかのように、バガヴァーンは言われました。「修正が加えられたからと言って、あなたに何の問題があるのですか?」

「私はそれに同意できないのです。私には支えてくれる人が誰もいません。ですから、バガヴァーンが私の願いを聞いて、修正されないよう配慮されるべきです。」

バガヴァーンは沈黙されたままでした。

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バガヴァーンは、その原稿をそこにいた人たちに渡してこう言われました「彼らは修正が必要だと思い、原稿を出版社へ送った。ナーガンマはそれを修正すべきではない、と言う。好きなようにしなさい。決めるのはあなたたちだ。」

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彼らは原本を見て、バガヴァーンの書いたものを変更すべきではない、と全員一致で決定し原稿を出版社へ送りなおしました。

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結局、私の願いとバガヴァーンの恩寵により、それは修正されることなく、印刷されました。

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amrita

Author:amrita
南インド聖山アルナーチャラ。麓には賢者ラマナ・マハリシのアシュラムがあります。

全ての生き物が区別されず、自由に賢者と会うことができました。アシュラムに定住する人もいれば、時折訪れるだけの人、手紙を書く人もいました。
聖者の広間に座り、賢者と来訪者の会話を聞くことができました。座っているだけで心安らぎ、満たされることもあります。

このサイトは、アシュラムへ通じ、広間の光景が再現されています。

サイト管理者は、ラマナアシュラム発行の本を20年弱翻訳してきました。
その翻訳を通じてラマナ・マハリシと交流を続けています。

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