ラマナアシュラムへの扉 アシュラム生活◇46話 献上(2

アシュラム生活◇46話 献上(2

このページでは、ラマナアシュラムに定住していた女性スリ・ナガンマの著書

「アシュラムでの生活」を一部翻訳して紹介しています。
Ramanasramam発行 翻訳amrita
.
私はホールに入り、手紙の束をバガヴァーンの足元に置きました。「ここに手紙があります。アシュラムヘ渡すよう要求されたので、まとめてここにお持ちしました。これはただの手紙ではありません。心をこめて書いた宝物なのです。バガヴァーンの好きなようにして下さって構いませんが、これだけはお聞きください。私は富や名声のために書いたことは一度もありません」そう言うと、あふれ出た涙が頬を流れ落ちてゆきました。

.

.
バガヴァーンは哀れみ深く私を見ると、両手で手紙を受け取られました。そして手紙にさっと目を通してから、付添人に渡されました。
.
「彼女は手紙をしっかり束ねて持ってきた。事務所へ持っていきなさい」
隣に座った姉は、私を慰めようとしてバガヴァーンに言いました。「ナガンマはこの手紙を書き始めて以来、寝るのも忘れて没頭しているのです」バガヴァーンは、ただうなずいて沈黙されたままでした。
.
付添人は事務所から戻ってくると、原本について尋ねました。兄が前回ここに来た時、マドラスヘ持って帰ったのだと説明しました。バガヴァーンは観察者として留まり、一言も話されませんでした。
.
.

関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitleプロフィールsidetitle

amrita

Author:amrita
南インド聖山アルナーチャラ。麓には賢者ラマナ・マハリシのアシュラムがあります。

全ての生き物が区別されず、自由に賢者と会うことができました。アシュラムに定住する人もいれば、時折訪れるだけの人、手紙を書く人もいました。
聖者の広間に座り、賢者と来訪者の会話を聞くことができました。座っているだけで心安らぎ、満たされることもあります。

このサイトは、アシュラムへ通じ、広間の光景が再現されています。

サイト管理者は、ラマナアシュラム発行の本を20年弱翻訳してきました。
その翻訳を通じてラマナ・マハリシと交流を続けています。

sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleQRコードsidetitle
QR