ラマナアシュラムへの扉 アシュラム生活◇55話 手紙再開(3

アシュラム生活◇55話 手紙再開(3

このページでは、ラマナアシュラムに定住していた女性スリ・ナガンマの著書

「アシュラムでの生活」を一部翻訳して紹介しています。

Ramanasramam発行 翻訳amrita

手紙を中止するまでの経緯をシヴァラーマ・シャストリに話し、再度書き始めている手紙を見せました。

彼はその内の2、3通に目を通し、喜んでこう言いました「どんな障害があろうと、試練や困難があろうと、この仕事をやめないでください。これはバガヴァーンによって力を注がれた使命に違いないのです。何を迷っているのですか?」

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そういう彼に、私は言いました「どうして私のような無学の女性に頼むのですか?あなたたちはみな、優れた学者です。ここに滞在して書いてはどうでしょう?」

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S.シャストリは微笑んで言いました。

「いいですか!私たちにこういった仕事ができると思わないでください。私たちの心は経典や文学でいっぱいなので、バガヴァーンのように偉大な賢者の秘められた教えに気づくことができないのです。

学問自体、霊性を深める上では大きな妨害となります。

あなたはバガヴァーンを神の現れとして見、彼の言葉を真理そのものとして受け取ることができるのです。

そんなあなたには、私たちがもつような障害はないのです。だから、あなたこそが、この仕事をすべきです。これは役目です。気を落とさないで、あなたの義務として受けとめなさい。」

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それは忠告というよりむしろ、命令でした。

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その言葉を残して、彼は帰ってゆきました。後日、本の後半が出版されるときには、彼は本全体にくまなく目を通して、序文を書いてくれました。

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私は彼の言葉に強く励まされ、途切れなく手紙を書くようになったのです。

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amrita

Author:amrita
南インド聖山アルナーチャラ。麓には賢者ラマナ・マハリシのアシュラムがあります。

全ての生き物が区別されず、自由に賢者と会うことができました。アシュラムに定住する人もいれば、時折訪れるだけの人、手紙を書く人もいました。
聖者の広間に座り、賢者と来訪者の会話を聞くことができました。座っているだけで心安らぎ、満たされることもあります。

このサイトは、アシュラムへ通じ、広間の光景が再現されています。

サイト管理者は、ラマナアシュラム発行の本を20年弱翻訳してきました。
その翻訳を通じてラマナ・マハリシと交流を続けています。

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